ネイティブスピーカーは英語を話すのがとても速く、
ときには聞き取れないこともあると思います。
全く聞き取れなかったときや、もう一回言ってもらいたいときは、
次のような英語になりますが、
Sorry?
Pardon?
Could you repeat that?
部分的に聞こえなかった場合、
その場所だけ聞き返す表現方法があります。
例えば、相手が次のように言った場合、
He bought a car.
(彼は車を買いました。)
「car」の部分が聞こえなかったとします。
この場合、次のような英語で聞き返します。
He bought what?
(彼は何を買ったんですって?)
このように、聞き取れなかった箇所を疑問詞にしてしまえばよいのです。
もちろん、普通の聞き方で、
What did he buy?
としてもOKです。
この分からなかった箇所を疑問詞に置き換える方法は、とても便利です。
以下の英語の例文のように、さまざまな場所を置き換えることができるからです。
[相手の言葉]
I studied English.
(私は英語を勉強しました。)
[聞き返す言葉]
You studied what?
(何を勉強したって?)
You did what?
(何をしたって?)
You what?
(同上)
現在進行形の場合も同様に使えます。
英語の例文です。
[相手の言葉]
I'm studying English.
(私は英語を勉強しました。)
[聞き返す言葉]
You're studying what?
(何を勉強してるって?)
You're doing what?
(何をしてるって?)
You're what?
(同上)
さて、ここまで「what」を使った方法を紹介しましたが、
他の疑問詞を使うこともできます。
いくつか例を挙げます。
■whenの例
[相手の言葉]
I'm leaving at 12:00.
(12時に出ます。)
[聞き返す言葉]
You're leaving when?
(何時に出るって?)
■whereの例
[相手の言葉]
I'm going to the park.
(公園へ行きます。)
[聞き返す言葉]
You're going where?
(何時に出るって?)
■how muchの例
[相手の言葉]
I paid $100.
(100ドル払いました。)
[聞き返す言葉]
You paid how much?
(いくら払ったって?)
このように分からなかった部分は、
そのまま疑問詞に置き換えることができます。
通常の疑問文の形にしてしまってもいいですが、
途中までは相手が言ったことを繰り返せばいいので、
通常の語順の方が楽だと思います。
日本人は相手に悪いと思って聞き返さないことも多いですが、
英語が聞き取れなかった場合は、遠慮せずに聞き返しましょう。