飛行機に関連する英語はたくさんありますが、
それらの違いについてまとめてみました。
まず「airline」と「airway」です。
両方とも「航空会社」を示します。
以下のように複数形で使われるのが普通です。
Japan Airlines
(日本航空)
British Airways
(ブリティッシュ・エアウェイズ)
「airlines」と「airways」の違いですが、
以下のような説がありますが、実際は航空会社がどちらを選ぶかによるみたいです。
・「airlines」はアメリカ、「airways」はイギリスで使われる
・「airways」は「airlines」に比べて規模が小さい
「航空会社」を示す英語に「carrier」というのもあります。
これは「運送会社」を示すもので、航空会社だけでなく海運や陸運なども含みます。
正確に航空会社を示す場合は「air carrier」と言います。
格安航空のLCCは「Low-cost carrier」の略です。
ちなみに国を代表する航空会社のことを「flag carrier」と言います。
日本語でも「フラッグキャリア」という言葉で定着しています。
次に「plane」「airplane」「aircraft」「jet」です。
括りの小さい順に「jet」から説明します。
「jet」はその名のとおりジェットエンジンを使用した「ジェット機」のことです。
「airplane」は、ジェット機だけでなくプロペラ機なども含む飛行機全般のことです。
主にアメリカで使われる英語です。
似たような英語に「aeroplane」がありますが、これはイギリスで使われている単語です。
現在では「airplane」もスタンダードになっているとか。
「plane」は「airplane」「aeroplane」のインフォーマルな言葉です。
「aircraft」は「航空機」のことです。飛行機だけでなく、気球、グライダー、飛行船なども含みます。
ちなみに「空母」は「「aircraft carrier」と言います。
最後に「flight」です。これは「飛行便」という意味です。
例えば「私の乗る飛行機」を英語にする場合、
my airlines
my plane
とは言わずに、通常は、
my flight
と言います。