仕事をしたいのに邪魔されたとき、
道を歩いていて誰かが邪魔になったときなど、
「邪魔」という言葉には、迷惑をかけるという意味と物理的な障害の意味があります。
では「邪魔」を英語ではどのように表現するのでしょうか?
まず、自分の歩いている道に人が立っていて邪魔になったときなど、
物理的に邪魔な場合は、以下の英語を使います。
be in the way
英語の例文です。
You are in the way.
(あなたは邪魔です。)
That car is in the way.
(あの車が邪魔です。)
なお、この「in the way」は、
物理的な障害以外に、状況をより困難にするものなどにも使えます。
次に自分が何か作業をしたいのに邪魔されるとき、
会社間の交渉で邪魔されるときなどに使われる英語をまとめて紹介します。
似たような英語が出てくるので、少し紛らわしいです。
■intervene
この単語は「邪魔する」というより「介入する」の方が近いかもしれません。
会社間の取り決めがうまくいかないときなどに、問題を解決するために積極的に介入する場合に使われます。
■interfere
「intervene」と違って、こちらはネガティブに邪魔をすることです。
後述するdisturbと似ていますが、以下が異なるようです。
・意図的に邪魔するときに使うことが多い
・ややフォーマル
・「interfere with 〜」のように自動詞として使う
■disturb
こちらは会話でよく使われる英語です。
「interfere」よりインフォーマルです。
例えば、仕事や宿題などに集中したいのに友達に意図的に邪魔されたり、
騒音で集中できなかったり、
予期せぬ訪問者など意図的でないけれど作業を中断しなくてはいけないような邪魔が入ったときなど、
幅広く使えるみたいです。
Don't disturb me right now.
(今は邪魔しないでください。)
のように他動詞で使います。
■interrupt
これは継続しているものを遮られたりするときに使われます。
特にビジネスシーンなどで会話を遮る時に「interrupt」を使う例文をよく見かけます。
「disturb」との違いがなかなか分かりづらいですが、
休みなく継続するような作業を邪魔するときに限定して使われると思っていいかもしれません。
あと、なんとなくdisturbよりフォーマルな感じがします。
■bother
「bother」は「迷惑をかける」という意味で使われます。
少し無礼な言葉ですので、以下のような表現は避けた方がいいかもしれません。
Don't bother me.
(邪魔するな)
代わりに
Don't disturb me.
の方が良いそうです。
また「right now」を付けると、
「今だけは邪魔しないでください」というニュアンスがでるので、
表現が柔らかくなるそうです。