英語で比較をする時に使う「as 〜 as 〜」ですが、
例えば「背が高い」という意味の「tall」を使った場合、
下記の3通りあります。
He is as tall as I.
(彼は私と同じくらいの背丈です。)
He is as tall as I am.
(同上)
He is as tall as me.
(同上)
これらの中でよく使われるのが、
「I am」と「me」です。
以下は文法的にはあっていますが、
あまり使われません。
He is as tall as I.
逆に、
He is as tall as me.
は文法的には誤っていますが、
口語でよく使われます。
「I am」と「me」の使用頻度は同じくらいのようです。
ついでにもう1つ。
上記の否定文についてです。
英語の例文です。
He is not as tall as me.
He is not so tall as me.
He is less tall than me.
この文の訳し方ですが、
「彼は私ほど背が高くない。」
というようになります。
主格の方が背が低くなるわけです。
また上記3つの英語の中では、
「not as 〜 as 〜」が一番よく使われます。
「not so 〜 as 〜」のように否定の時には「so」が
使われることがありますが、これは最近ではあまり使われません。
「less 〜 than 〜」は、フォーマルなときに使われます。
なお「tall」のときだと「less taller than 〜」ではなく、
「less tall than 〜」となります。
ちなみに文法について、より知りたい方は下記の本がおすすめです。
全て英語で書かれた本ですが、
使い分けの方法など日本では習わないようなことも書いてあります。