サッカーで点をとったり、テストで点をとったり、
英語で「点をとる」はどのような表現を使うのでしょう?
まずサッカーなどスポーツで得点した場合、
以下のような英語を使います。
He scored a goal.
(彼は点とった。)
日本語でも「スコア」と言うように、
英語でも「得点」は「score」と言います。
但し英語の場合、「得点をとる」という意味で動詞でも使えます。
では「得点をとる」は、
× score a score
となるかと言えば、なりません。
だいたい「goal」と組み合わせて使われます。
score a goal
もし目的語を省きたいのであれば、
「make」と組み合わせて、
make a score
(点をとる)
とすることもできます。
ちなみに「もう1点とる」は、
score another goal
のようにします。
また掛け声で、
Score!
((点を)決めろ!)
のようにも使われます。
次にテストで点をとる場合ですが、
こちらは様々な英語表現があります。
よく比較されるのは以下の3単語です。
mark
grade
score
それぞれ以下のような違いがあります。
@mark
主にイギリスで使用される。
「90%」のようにパーセンテージのスコアに使われることがある。
Agrade
主にアメリカで使用される。
数値より「A」や「B」などの文字列で評価される場合に使われやすい。
Bscore
markほどではないが、イギリスで使われる。
どちらかというと前述したスポーツの得点に使われることが多い。
使われやすい傾向を書きましたが、
全て具体的な数値の得点にも使えます。
I got a grade/score/mark of 95 on the English test.
(私は英語のテストで95点をとりました。)
また単純に「get」を使うだけでもいいです。
口語でよく使われる表現です。
以下英語の例文です。
I got a 80.
(私は80点をとった。)
グレード評価の場合も、
I got an A.
(私はA評価だった。)
のように使えます。
この使い方が一番簡単かもしれませんね。
テストばどの点には使われませんが、これ以外に「point」もあります。
「point」は、例えば1つの正解で10ポイントのように、
一定の数値を割り当てる場合に使われます。
taken a score 1 point
でよいのではないでしょうか?
to scoreやto mark a scoreは点が入った『状況』に重きがあるような感じがします。点を取ることそのもの、動作や感慨に重きをおくならばto take或いはお示しのto getとなりましょう。
"Score!"が「点を決めろ」というような意味となるのもそれを言っている人が取る訳ではないからです。
当人に寄り添う言い方をするならば"Take one more score."とでもなるでしょうか。"one"は1点という意味ではなく取らないといけない点というような意味合いです。