クイズなどで正解が分からないときに、
勘で答えることがあると思います。
今回は「勘」ついでに「推測」「あてずっぽう」に使う英語を
紹介します。
まず日本語での「勘」「推測」「あてずっぽう」の違いが、
よくわからなかったのですが、以下のように解釈しました。
「勘」はある程度の知識や体験を元にするが、あまり考えてない(なんとなく)
「推測」はある程度の知識や体験と照らし合せて統計的・意識的に考える
「あてずっぽう」は何の根拠もない
あたる確率は
推測 > 勘 > あてずっぽう
の順に高いのかなぁと思います。
では「勘」からですが、
これは以下のようにたくさん英語表現があります。
hunch
intuition
instinct
gut feelings
sixth sense
「hunch」は「こぶ」という意味があります。
また「hunchback」で「猫背・せむしの人」という意味もあり、
ディズニーの「ノートルダムの鐘」は英語タイトルは
「The Hunchback of Notre Dame」です。
主人公のカジモドがせむし男だからこのような名前が付けられました。
せむし男のこぶを触ると幸せになるという言い伝えから、
「直感」「勘」という意味にもなったそうです。(なぜ?)
「intuition」も「直感」「勘」という意味があります。
語源はわかりませんでした。
「instinct」も「直感」「勘」という意味ですが、
「instinct」には「本能」という意味もあります。
よってい後天的な知識を元に生み出される勘(hunch、intuition)と違い、
先天的・無意識的に生み出される本能的な勘です。
「gut feeling」の「gut」は「内臓」「根性」「ガッツ」などの
意味が有りますが、「直感」「勘」という意味もあります。
「sixth sense」は映画でもおなじみですが、
五感以外で感じる”何か”です。
次に「推測」ですが、これは、
guess
が最も使われるのではないでしょうか。
「guess」は「推測する」という動詞でも使われます。
Guess what?
で、「当ててみ?」という意味です。
最後に「あてずっぽう」ですが、
a shot in the dark
という英語表現があります。
表現としては「暗闇の中で発射」ということですが、
まさに当たればラッキー的な感じを出しています。
この他、
wild guess
guesswork
などもあります。
「wild guess」は「でたらめな推測」、
「guesswork」は「当て推量」という意味です。
「guess」が付くけど、「あてずっぽう」なんですね。