「〜に関心がある」は英語で「be interested in 〜」ですが、
反対の意味の「〜に無関心」にあたる単語がいくつかあります。
「be not interested in 〜」のように否定形にするという手もありますが、
一言で表現できる英語があります。以下が使えそうな単語です。
indifferent
unconcerned
uninterested
disinterested
まず「indifferent」ですが、
「be indifferent to 〜」の形で使います。
英語の例文です。
He is indifferent to politics.
(彼は政治に無関心です。)
「different」に"逆"を意味するプリフィックス「in」を付けて、
なぜ「無関心」の意味になるのか不思議ですが、
「違いから離れて」という原義から来ているようです。
次に「unconcerned」です。
これは「concern(関心)」の反対なのでわかりやすいですね。
英語の例文です。
He is unconcerned with politics.
(彼は政治に無関心です。)
前置詞「with」とともに使います。
最後に「uninterested」と「disinterested」です。
「uninterested」は「interested」の反対なので
以下のように使います。
He is uninterested in politics.
(彼は政治に無関心です。)
「disinterested」も「無関心である」という意味がありますが、
「私心のない」「公平な」という意味で使われるのが一般的のようです。
「uninterested」と「disinterested」はよく混同して使われるという
記事をいくつか見つけました。
記事によると、
「disinterested」は「impartial」「unbiased」(ともに偏見のない)
という意味だが、間違って「uninterested」の意味で使われている
とのことですが、「disinterested」にも「無関心である」の
意味があるので、間違ってはいない気がします。
余談ですが、今回単語を調べてる中で
「Unconcerned, but not indifferent」という文章を見つけました。
アメリカの写真家マン・レイという人の墓碑に刻まれているそうですが、
その意味(意図)はよくわかりませんでした。
興味がある人は調べてみてください。