体に関する表現で色を使うことがありますが、
英語で必ずしも日本語と同じ色を使うとは限りません。
そんな例をいくつか紹介します。
まず「目が赤い」ですが、
「bloodshot」という英語があります。
Your eyes are bloodshot.
(あなたの目が赤い(充血している)。)
「bloodshot」は「充血した」という意味です。
「red」は使っていません。
でも実は「have a red eye」という表現も使えます。
余談ですが「red-eye」は夜眠れなくて目が赤くなることから
「夜間飛行便」の意味もあるそうです。
次に「白髪」です。
「はくはつ」「しらが」の両方ともですが、
grey hair
と表現します。
英語では「灰色」を意味する「grey」がよく使われます。
アメリカだとのスペルは「gray」です。
でも実は「white hair」も使えます。
「顔が青い」は、「pale」を使います。
「pale」は「青白い」という意味です。
He looks pale.
(彼の顔が青い(顔色が悪い)。)
これは「blue」は使いません。
最後に「色白」です。
「色白」は「fair」を使います。
英語の例文です。
She has fair skin.
(彼は色白です。)
「fair」は「公正な」で知られていますが、
「色白の」という意味もあります。
逆に「色黒」は「dark」が使えます。
なお「黒人」に対して「black」と言うと
差別発言になると思ってる方も多いかもしれませんが、
「black people」や「black man」のように
特に問題なく使えるそうです。
先日アメリカで発生した黒人青年射殺事件のニュースでも
「Unarmed Black Man(武器を持たない黒人男性)」と表現されていました。