よく知られている「休憩」を意味する英語は以下2つあります。
rest
break
両者には休憩の仕方の違いがあります。
■rest
今していることを止めて、何もせずにリラックスする。
例えば、仮眠したり、イスに座って何もせずにぼけーっとする。
どちらかというと体力を回復させるような場面で使う。
■break
今していることを止めて、別のことをする。
例えばコーヒーを飲んだり、キャッチボールしたりする。
ただし、精神的・体力的にあまりハードなことはしない。
restとbreakの境界が微妙な場合もありますが、
両者の差は上記のような感じです。
では、英語の例文です。
Take a rest for a while.
(少し休みなさい。)
Let's take a break!
(休憩しましょう!)
Time for a break.
(休憩の時間だ。)
「take a rest/break」はよく使われる英語表現です。
地域によっては「take」の代りに「have」を使うところもあります。
ちなみに日本で「コーヒーブレイク」と言ったりしますが、
英語でも同じように表現します。
Let's take a coffee break.
(コーヒーブレイクにしよう。)
また学校で学期の間に休みの期間がありますが、
これも「short break」と言ったりします。
また授業の間の休憩時間も「break」を使います。
例えば昼休みは、
lunch break
と言ったりします。
※その他「lunch time」「noon recess」「lunch hour」もあります。
なお休憩時間は「recess」を使う場合もあります。
辞書によるとアメリカで使われるようですが、
「recess」も「休憩」という意味の英語です。
というわけで、通常われわれがよく使う「休憩しよう」は
「break」が一番適しているのではないでしょうか?