英語で「安全策(対策)」は以下のような表現を使います。
safety/security measures
safety net
「安全策をとる」という場合、以下のような英語表現になります。
上記表現を使わないものもあります。
I played it safe.
(私は安全策をとった。)
I took precautions.
(同上)
I took safety measures.
(同上)
これらのように「安全対策をとる」は、
play (it) safe
take precautions
take safety measures
などとします。
口語では「play it safe」がよく使われます。
今回はついでに、
safeとsecureの違いについて調べてみました。
英語の掲示板をいろいろ調べた結果、
人によりかなり意見の差がありました。
総合的にみて以下のような感じでしょうか?
(少し個人的な意見も加えてます。)
@safeとsecureはほぼ同じ意味で使えるが、
secureの方がやや堅い語(ジーニアス英和辞典より)
Asafeは不慮の事故がおこるときに使われることが多い。
secureは危害(特に悪意ある危害)を加えられそうなときに使われることが多い。
Bsafeは安全な状態であること。
secureは危険があるがそれが制限されている(コントロールされている)こと。
Csafeは一時的、secureは長時間
例)
safe
シマウマはライオンが去って安全な状態にあるが、
ライオンが戻ってくるとすぐ危険な状態になる。
secure
シマウマが生息する区域を柵で囲んでおり、
ライオンが入れないため、常に安全な状態にある
個人的にはAとBが実際の使い分けに近い気がします。
最後にAの拡大解釈的なわかりやすい英語の例文がありましたので、
紹介します。
The car is safe.
The car is secure.
両方「その車は安全だ」という意味ですが、
前者は事故が起きたときなどにダメージが最小限になるように設計されている
後者は車が盗まれないように防犯対策がされている
というようなニュアンスにとれます。