ちょっと季節はずれですが、
「夏の暑さをしのぐ」を英語の「beat」を使って
表現する方法がありましたので、まとめておきます。
まずは英語の例文です。
What's the best way to beat the summer heat?
(夏の暑さをしのぐ一番の方法は何ですか?)
「beat」の原義は「続けざまに打つ」ですが、
ここから派生して様々な意味があります。
代表的なのが「叩く」「打ち負かす」ですが、
今回の例文のように「しのぐ」「克服する」という意味もあります。
また「困惑させる」という意味もあり、
以下のような英語もよく使われます。
It beats me.
(わからないよ/参った)
主語の「it」は省略されることもあります。
ちなみに「beat」が「連続してたたく」のに対して、
「hit」や「strike」は「1回だけたたく」らしいです。
音楽の「拍子」のことを「ビート」と言いますが、
これは英語の「beat」から来てるもので、
連続して叩いた結果、リズムが生まれるということなんでしょうね。
あと心臓の鼓動も「beat」を使います。
「heartbeat」となります。
原義が同じでも、派生した意味は全く関連性のないもの
のように見えるのが面白いですね。