「make sense」という英語表現がありますが、
これには「道理にかなう」「意味をなす」などの意味があります。
「sense」自体は「感覚」の他に「良識」や「思慮分別」という意味もあります。
表題の「ごもっとも」もこの表現を使います。
では、英語の例文です。
That makes sense.
(ごもっともです。)
「道理にかなっている」=「ごもっとも」というわけです。
「a lot of」を付加したりもします。
That makes a lot of sense.
「sense」は「感覚」という意味では可算名詞ですが、
「良識」という意味では不可算名詞なので複数形になりません。
日本語訳的には「ごもっとも」が少し堅い表現に思われる場合は、
軽いかんじで「そりゃそうだ」と訳してもいいかと思います。
さて、この表現ですが、
否定語でもよく使われます。
以下の英語の例文を見てください。
That doesn't make any sense.
(意味がわかりません。/わけわかんない)
「make sense」は「意味をなす」と言う意味もあるので、
これを否定することで「意味不明」にもなるわけです。