インターネットで次々とウェブサイトを閲覧することを
「ネットサーフィン」と言いますが、
これを英語では以下のように表現します。
surf the Internet
「surf」は「(波乗りの)サーフィンをする」という動詞です。
また名詞だと「打ち寄せる波」という意味があります。
この「surf」を他動詞として使っています。
立て続けにくる波のように次々とページを切り替えるイメージです。
もともとは以下のようにテレビのチャンネルに使われていたようです。
surf the channels
(チャンネルを次々と切り替える)
ちなみに日本語で「そのニュースをインターネットで見た」
と言ったりしますが、英語では以下のように表現したりします。
I read the news on the Internet.
(そのニュースをインターネットで見ました。)
インターネットはコンピュータ同士のネットワークのことなので、
「インターネットを見る」を訳すときは、
「Internet」は「read」「look」「view」などの目的語にはならないので注意です。
もし英語で「インターネットを見る」のニュアンスを出したいときは、
先ほどの、
surf the Internet
や
view a website(web page)
などを使うとよいでしょう。
ちなみにインターネットブラウザの「ブラウザ」は、
「閲覧する」という意味の英語「browse」
(正確には「browser」)からきています。
「ブラウザー」のように語尾を伸ばさない(長音の省略)のは、
コンピュータの世界ではスペースの節約するために
省略していたためと言われています。
(但し「エラー」のように2音以下になる場合は省略しない。)