何か覚えておきたいことを記録したり、メモしたりする場合、
以下のような英語表現があります。
take notes (of 〜)
make notes (of 〜)
上記は、
take a note (of 〜)
make a note (of 〜)
でも可能です。
「of」は「on」の場合もあります。
日本語では「メモる」などと言いますが、
「memo」より「note」を使うことが多いです。
「memo」は社内や組織での連絡用の簡単な覚書、備忘録などに使うことが多いそうです。
対して「note」は幅広い範囲で使えます。
ちなみに「memo」は「memorandum」の略ですが、
「note」は「notebook」の略ではありません。
また「take」と「make」の違いですが、
「take」の方は他人が言ったことを書き留める場合、
「make」の方は自分のアイデアなどを書き留める場合、
に使われるそうです。
但し、この違いを意識せずに使ってる人も多いようです。
英語の例文です。
I took notes of what the teacher said.
(先生の言ったことをメモしました。)
I made notes of my thought.
(私の考えをメモしました。)
以下のように「note」を無冠詞で使うと、
「注意を払う」という風に別の意味になるので気をつけましょう。
take note of 〜
類似の英語表現に以下もあります。
write down
record
「write down」は「書き留める」という意味です。
「take/make」のような違いはなく幅広く使えます。
「record」は録音・録画、タイムの記録、出来事・イベントの記録などに
使われることが多いですが、他の表現同様「メモする」として使うことも可能なようです。