「down to earth」という英語表現があります。
「down to earth」はなかなか日本語には訳しづらい英語ですが、
「現実的な」「地に足がついた」「飾り気のない」などの意味があります。
主に褒め言葉として使われます。
「down-to-earth」のように記述する場合もあるようです。
では英語の例文です。
He is down to earth.
(彼は飾り気がありません。)
文字通りの意味だと「地上に降りた」という感じですが、
そこから「地に足がついた」という意味になったと思われます。
さらに、地に足をつけて堅実にしっかり歩いていることから「現実的な」、
同じく、対人向けにも取りつくろうことがないことから「飾り気の無い」「気取らない」
という意味が生まれたのではないでしょうか。(推測です。)
日本語訳ですと異なる意味がたくさんあるので、わかりづらい英語表現ですが、
コアイメージは同じのようです。
ちなみに「come down to earth」で「夢からさめて現実に戻る」
という意味になります。
なお「飾り気のない」という意味ですと、
「frank(率直な)」なども使えると思います。