日本では秘密を守る人を「口が堅い」、
なんでもすぐにしゃべってしまう人を「口が軽い」などと言いますが、
英語では何というのでしょうか?
まず「口が堅い」ですが、以下のような英語表現を使います。
I can keep a secret.
(私は口が堅いです。)
このように1つの単語を使うより、
「keep a secret」を使うことが多いようです。
次に「口が軽い」ですが、以下の英語表現があります。
He has a big mouth.
(彼はおしゃべりだ。)
ここでいう「おしゃべり」というのは「話好き」という意味ではなく、
内緒の話をべらべらしゃべってしまうという意味の「おしゃべり」です。
話好きの「おしゃべり」は「talkative」や「chatty」などを使います。
なお、この「big mouth」という表現ですが、
日本ではしばしば「大口をたたく」意味で使われます。
しかし、これはやや和製英語っぽくて、
実際にはそのような意味で使われることはほとんどないようです。
上記のように「おしゃべり」の意味で使われるのが普通です。
日本語のいわゆる「ビッグマウス」は、
英語では「brag(おおげさに言う)」や「boast(自慢する)」が近い単語だそうです。
おそらく「big mouth」をそのまま翻訳して「大口」としてしまったのでしょう。