例えば誰かにちなんで名前をつけるとき、
英語では「name after」という表現を使います。
英語の例文です。
I named my son after my best friend.
(私は親友の名前にちなんで息子の名前をつけました。)
辞書によると、
name 目的語1(O1) 補語(C) after 目的語2(O2).
という構文になっているので、
I named my son John after my best friend.
(私は親友の名前にちなんで息子のにジョンと名付けました。)
とすることもできるようです。
この「name after」ですが、
実際には受動態で使われることが多いようです。
英語の例文です。
I was named after my father.
(私の名前は父親にちなんで名付けられました。)
She was named Hanako after her mother.
(彼女は彼女の母にちなんで花子と名付けられました。)
この「after」は「〜の後に」という意味から派生して、
「〜にならって」「〜にちなんで」という意味があります。
先日紹介した「似ている」と言う意味の英語表現「take after」も
同様の使い方から来ていると思われます。