刺身や寿司を食べるときに醤油につけて食べるのが一般的ですが、
この行為を英語で説明するときは「dip」という単語を使います。
「dip」は「〜にさっとつける」「〜にちょっと浸す」という意味です。
では英語の例文です。
Dip the sashimi in the soy sauce.
(刺身を醤油につけてください。)
We dip the fish in a white sauce and eat it.
(その魚をホワイトソースにつけて食べます。)
このように
dip A in[into] B
で「AをBにつける」という意味になります。
ちなみに「sauce」は不可算名詞だと思っていたのですが、
種類を表すときは可算名詞で使えるそうです。
この「dip」は食べ物だけに使われるわけではありません。
以下の英語を見てください。
I dip my pen into the ink.
(ペンにインクをつけます。)
これは食べ物ではなくペンを液体につけるときに使われています。
また「瓶に手をつっこむ」ときなどにも使えわれるそうです。
外国人が日本にきたとき、必ずと言っていいほど寿司を食べにいくと思いますが、
そんなときにさっと言えるとかっこいいですね。
ちなみに、今回の「刺身を醤油につけてください。」ですが、
日本語では「〜ください」となっているので、
英語でも「please」や「could you dip 〜」などと丁寧にしがちですが、
お願いしているわけでもないし、上品な場面でもないので、
普通の命令形にするだけでよいと思います。