英語には状況によってさまざまな表現があります。
◎相手が何かをする前に声をかける場合
■Good luck.
これは「あなたに幸運を」という意味で、
「頑張れ」とは少し違いますが、
日本の「頑張れ」と同じような使い方をします。
よく使われる表現で、これが一番自然かもしれません。
■Do your best.
これは「ベストを尽くせ」という意味です。
日本人がよく使いそうな英語表現ですが、
使い方には注意が必要です。
ベストを尽くしてない人に対して使う表現ですので、
だらだらしてる人や怠けてる人に使う傾向があります。
あまり使わない方がいいでしょう。
◎相手が順調に何かをしている場合
■Keep it up.
これは「その調子で」という意味です。
「keep」を使っているので、「今の状態を持続して頑張れ」ということです。
「Keep going.」を使ってもいいかもしれません。
◎相手がくじけそうな場合
■Hang in there.
「hang」は「つかまる」「しがみつく」という意味です。
よって「Hang in there」は「しがみついて頑張れ」「耐えて頑張れ」
という励ましの言葉になります。
■Cheer up.
「cheer」は「元気づける」という意味の動詞です。
「Cheer up」は「元気だして頑張れ」ということです。
よく使われる英語表現です。
似たような表現に「Chin up.」があります。
「chin」は「下あご」という意味です。
「あごを挙げろ」つまり「下を向くな」というわけです。
「上へ向いて歩こう」みたいな感じでしょうか。
■Take it easy.
これも「頑張れ」とは少し違いますが、
よく使われる英語表現です。
頑張りすぎてる人に「気楽に行こう」とか「肩の力を抜いて」みたいなニュアンスです。
この点で「Hang in there」や「Cheer up」とは異なる感じの表現です。
「頑張れ」に相当する英語表現はまただまだあります。
スポーツの試合で「Go!」などのように、
状況によって全く異なる英語を使う場合もあります。
インターネットで検索するとたくさん出てきますので、
興味があれば調べてみてください。