「流れに身をまかせる」は、なかなか英語にしずらい日本語です。
こういうものは定型フレーズがあるので、深く考えずにそのまま覚えてしまいましょう。
英語では「go with the flow」という表現があります。
「flow」は「流れ」という意味です。
英語も日本語と同じような表現になるのですね。
では例文です。
She let herself go with the flow.
(彼女は流れに身をまかせた。)
コウビルド英英辞典には次のような例文もあります。
There's nothing I can do about the problem, so I might as well go with the flow.
(その問題について私にできることはないので、流れに身をまかせた方がいいでしょう。)
逆に「流れに逆らう」と言うのは、「go against the flow」になります。
英語の例文です。
Why do you go against the flow?
(なぜあなたは流れに逆らうの?)
ところで次の英文の意味がわかりますか?
Tomorrow is another day.
これは日本語で「明日は明日の風が吹く」という意味です。
これも「流れに身をまかせる」に似たような表現です。
昔ZARDの曲に「Today is another day」というのがありました。
これは「tomorrow」の部分をあえて「today」に変えて、
「今日から変わろう」みたいな意味で使ってるみたいです。
過去は変えれませんが、未来は変えれるといいます。
でも実際生きてるのは「今」なわけですから、
「今日(今)」を変えるというのはあながち間違いではないかもしれませんね。