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2012年08月12日

「try to 〜」と「try 〜ing」の違い



  

「try」という英語ですが、
よく混乱してしまうのが「try to 〜」と「try 〜ing」の違いです。

文法的には「try to 〜」の「〜」の部分には動詞の原形が置かれます(SV to do)。
「try 〜ing」の方は「try + 動名詞」になります(SV doing)。

さて両者の意味ですが、以下のような違いがあります。

 try to 〜
 (〜しようと試みる)

 try 〜ing
 (試しに〜してみる)

これだけだと分かりにくいと思うので、英語の例文で説明します。

 I tried to cook dinner.
 (私は夕食を作ろうとした。)

 I tried cooking dinner.
 (私は試しに夕食を作ってみた。)

最初の例文は「作ろうとした」けど、実際は作ったか作らなかったか(結果)は分かりません。
努力して何かをしようとしたことに重点を置いています。

「try to」の用法でよくあるのが、否定文との組み合わせです。
以下の英文を見てください。

 I tried to cook dinner, but I could not.
 (私は夕食を作ろうとしたが、作れなかった。)

これは夕食を作ろうと努力したが、実際には作れなかったわけです。
もう1つ英語の例文です。

 I tried to call him, but I could not.
 (彼に電話しようとしたが、できなかった。)

この場合、何らかの理由で(電話が故障したとか)、電話ができなかったわけです。
「try to」は、何かしようとして、実際にはできなかった場合によく使われます。

一方、「try 〜ing」の方は、実際に試みた場合に使われます。
先ほどの英文を書き換えてみます。

 I tried cooking dinner.
 (私は夕食を作ってみた。)

 I tried calling him.
 (私は彼に電話してみた。)

この場合、両者とも実際にやってみたわけです。

「〜しようとした」という意味で「trid to 〜」を使うと
失敗してできなかったイメージにとらわれる場合があるので注意しましょう。
実際にやってみた場合は「tried 〜ing」です。

この手の説明はインターネットで検索すれば、たくさん出てきますので、
よく理解できない場合は、調べてみてください。


さて、もう少し深く調べてみたところ、
「try 〜ing」は「try to」の代用ができるという情報を見つけました。
両者の違いも含め、以下のページ(英語)でわかりやすく説明しています。

Try to do and try doing?

このサイトによると、

 I tried to reach the top shelf to get some tea, but I wasn't tall enough.
 (お茶を取ろうと棚に手を伸ばしたが、私はそれほど背が高くなかった。)

これは棚に手を伸ばそうとしたが出来なかったため、「try to」を使っていますが、
「tried reaching」を使うことも許容されるそうです。

私の辞書(ジーニアス)にも似たようなことが書かれていました。

 Beth tried making the mirror stand in another place. She was not successful.
 (ベスは鏡を別のところに立ててみたが、うまくいかなかった。)

”状況によっては try doing が try to do と同じ意味になることがある。”

このように「try 〜ing」が「try to」として使えることもあるようです。
但し、逆に「try to」を「try 〜ing」の代りに使うことはできないそうです。
先ほどのページの例を引用すると、

 She needed to borrow money, so she tried asking Gerry.
 (彼女はお金が借りる必要があったので、ジェリーにお願いしてみた。)

これは「tried to ask」に代えることはできません。

「try to」と「try 〜ing」の使い分けにはいろいろな意見があり、
混乱してしまいますが、使う側としては以下のように区別したらよいかと思います。

 実際にしようとして失敗した場合(要は失敗した場合)、try to(tried to)
 実際にやってみた場合(特に成功した場合)、try 〜ing(tried 〜ing)



長文になってしまいましたが、もう少しお付き合いください。
今まで説明したことは過去形で使用していた場合の話ですが、
現在形、未来形、命令形ではどうなるのか?という疑問が残ります。

例えば未来形ですと、以下の英語の違いは何でしょうか?

 I'll try to cook dinner.
 I'll try cooking dinner.


両方とも夕食を作ろうとしていることはわかりますが、
違いはあるのでしょうか?

次の命令形も一緒です。

 Try to cook dinner.
 Try cooking dinner.


過去形の場合、違いは「試そうとした(過程重視)」か「実際に試みたか(結果重視)」の違いでしたが、
未来形や命令形の場合、まだ実施していないことなので、どのように使い分ければいいかわかりません。

これについては意見が割れていて、
未来形や命令形などは常に「try to」を使うだとか、
どちらも使えるなどの意見がありました。

個人的には未来的な「to」を使う「try to」が正しいのかなと思いましたが、
先ほどの「try 〜ing」は「try to」の代用が可能という話がありましたので、
結局どちらを使ってもいいのかなと思います。

もし、この辺の使い分けをご存知の方がいらっしゃれば教えて頂けると幸いです。

以上、かなりの長文になってしまって、すいませんでした。




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posted by 英語ハナシタイ at 23:49 | Comment(1) | TrackBack(0) | 英語表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
高校生なのですが、とっても分かりやすかったです!
Posted by at 2016年01月06日 14:58
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