先日スティーブ・ジョブズが亡くなりましたが、彼は禅に傾倒していたそうです。
このブログで、日本について英語で学ぶという記事をいくつか書いていますが、
前々から禅についても知りたいと思っていました。
そんなとき本屋で、禅を英語で解説する本を見つけましたので紹介します。
「英語対訳で読む禅入門」
尾関宗園 監修
Elizabeth Mills 英文監訳
この本の中では、禅と何か、禅の歴史、座禅の仕方などを
英語と日本語の両方で解説してくれます。
禅と関わりある人物としてスティーブ・ジョブズも紹介されています。
読んだ感想としては、やっぱり禅は難しい。。
禅とは、かなり抽象的なものなので、理解するにはかなり時間がかかりそうです。
「深夜特急」の著書沢木耕太郎は、アジアを旅する中「禅とは何か?」と外人に聞かれ、
「being on the road」と答えたそうです。
この答えが正解かどうかは別として、
もし私が同じことを聞かれたら、ちゃんと答えられるのでしょうか。
世界でも禅に興味がある人はたくさんいるみたいです。
日本人として説明できるように(なおかつ英語で)なっていたいものです。
私は読んでいませんが、禅を世界に広めた鈴木大拙の本もあります。
アメリカで行った3つの講演が英語と日本語で書かれています(CD付き)。
「大拙 禅を語る―世界を感動させた三つの英語講演(CDブック)」
鈴木 大拙
日本では知ってる人はあまり多くないかもしれませんが、
鈴木大拙という人は英語で禅を世界に広めたすごい人なのです。