自分が何かをしたくて許可を求めるような場合、
英語では「let」を使って表現します。
let me {動詞の原形}
これはいわゆる使役動詞ですが、
自分に対して使うことにより、何かをさせてくれと表現しています。
使役動詞については以前紹介した記事がありますので、
下記をご覧ください。
「使役動詞 make, let, get, haveの違い」
この記事の中で、「let」は許可をするときに使用すると説明しています。
よって、今回の英訳も許可を求めるので「make」「get」「have」ではなく、
「let」を使うのです。
では、実際に英語の例文をみてみましょう。
Let me introduce myself.
(自己紹介させてください。)
Let me try again.
(もう1度挑戦させてください。)
またよく見かける典型フレーズとして、
Let me see.
があります。
これは直訳すると「私に見させてください。」ですが、
「えーと」という意味でよく使われます。
直訳どおり「見せてください。」という使い方もありです。
その他、次のような英語表現もあります。
Let me sleep on it.
(一晩考えさせて。)
これは直訳だと「寝させてください。」ですが、
「一晩考えさせて。」という意味になります。
これも典型フレーズです。
最後にビートルズの曲で「Let It Be」というのがあります。
これはそのまま訳すと、
「それ(it)をそれである(be)ままにさせて(let)」
という感じですが、
要は、
「あるがままであれ」
ということです。
悩んだときは、自然体で「あるがままであれ」という
素敵な曲なのです。
一度英語の歌詞を見てみてください。