今回は見積もりを依頼するときの英語表現を紹介します。
海外で現地の旅行代理店にツアーや飛行機代を見積もってもらうときに使えます。
「見積もる」は英語で「quote」を使います。
名詞形は「quotation」で、どちらかと言うと「引用」という意味で
知ってる方が多いかと思います。
構文は、
quote A B
もしくは
quote B to A
これで「AにBの値段を言う」となります。
では、英語の例文を見てみましょう。
Could you quote me the price of the flight to London?
(ロンドンまでの航空券の値段を見積もって頂けますか?)
「Could you please quote 〜」とすると、より丁寧になります。
「I'd like you to quote 〜」にしてもいいかもしれません。
「見積もる」は他にも「estimate」という英語がありますが、
こちらはどちらかというと"概算"を見積もります。
「〜を推定する」という意味もあるように、完全に正確ではありません。
一方「quote」は確定した値段を言うことになります。
その他の違いとしては、「quote」は値段にだけ使えるのに対し、
「estimate」はサイズや長さなど値段以外にも使えます。
以上「quote」を紹介しましたが、
実はもっと簡単な英語で聞くこともできます。
Could you tell me the price of 〜?
(〜の値段を教えてもらえますか?)
このように、単に値段を聞けばいいのです。
「見積もり」というと少し英訳レベルが高いように思えますが、
日本語を言い換えると、「値段を教えてください」なのです。
ただ少ししっかりした会社は「quote」や「quotation」を
使うところが多いです。
使わないにしても単語として覚えておくといいでしょう。