英語で「準備する」というと「prepare」を思い浮かべますが、
「準備」という言葉でよく使われる英語に「ready」というのがあります。
「ready」を使った英語の例文です。
Are you ready?
(準備はいいですか?)
「for」や「to」と組み合わせることもできます。
Are you ready for school?
(学校へ行く準備はできた?)
Are you ready to play?
((ゲームなど)やる準備はできた?)
この「ready」は「prepared」(「prepare」の形容詞化)と似てますが、
少しニュアンスが異なる場合があります。
「ready」と「prepared」の違いは、ある程度の準備が必要か否かです。
ある程度の基準が難しいところですが、感覚的なところで覚えていくしかないようです。
例えば次の英語を比較してみてください。
The bananas are ready.
(バナナが用意できました。)
The hamburgers are prepared.
(ハンバーガーが用意できました。)
前者はバナナを出すだけなので、事前の準備はほとんど要りません。
このような場合「ready」を使います。
対して、後者のハンバーガーはできあがるまでに調理しなくてはなりません。
このように事前の準備や備えが必要な場合、「prepared」を使います。
但し、先ほども言いましたように定義が難しいので、
例えば、
Dinner is ready.
(夕食の準備ができました。)
のように手間がかかるのに「ready」を使う場合もあります。
またレトルトカレーのように既に調理されたものを表す英語で、
「ready meals」というのがあります。
これも「ready」を使っていますね。
もしかしたら食べる側からしたら温めるだけだからかもしれません。
災害などの備えなどは「prepared」を使うようです。
状況に応じて使えるようになりましょう。