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2011年09月10日

should/ought to/had betterの違い



  

いわゆる助動詞と呼ばれる英語には、似たような意味をもつものが結構あります。
「should」もそのうちの1つで、「ought to」や「had better」が義務・忠告という面で、
類似しています。

これらに微妙なニュアンスの違いがあるのは知っていましたが、
今回改めて調べてみました。

■まずは「should」と「ought to」の違いです。
両者とも多くの使い方がありますが、よく使われるのは「義務/忠告/助言」と「可能性/推量」です。
このうち義務/忠告/助言を例にして「should」と「ought to」を比較してみます。
次に英語文をみてください。

 You should study English more before you go to America.
 (君はアメリカへ行く前にもっと英語を勉強するべきだ。)

 You ought to study English more before you go to America.
 (同上)

両者の違いはわかりますでしょうか?
実は意味的にはほとんど一緒なのです。
「sould」と「ought to」は、多くの場合、言い換えが可能です。

但し、
「sould」はやや主観的、
「ought to」はやや客観的(道徳、社会通念、健康上の理由などに基づく)なニュアンスが
あるそうです。

なので、先ほどの例文では、
前者は「アメリカへ行くならもっと英語を勉強したほうがいいと思うよ」という感じで、
後者は「アメリカへ行くのであれば、英語を勉強するのは当然でしょう。」という感じなのではないでしょうか。

また「ought to」の方がやや意味が強くなることがあるそうです。(mustほどではない。)

さらに英語本の「Advanced Grammer in Use」には、次のようなことが書かれています。

・一般的には「ought to」より「should」が使われる。
・「ought to」は特に会話で使われ、推量より義務として使われる。
・「I」を使って、アドバイスをするときは「ought to」ではなく「should」を使う。

 I should leave early tomorrow, if I were you.
 (私だったら、明日早く出発します。)

・wh-questions(whatやhowなど)のときは「ought to」より「should」が好まれる。

 What should I do if I have any problems?
 (問題があったら、何をすべきですか?)

 ※「ought to」を使う人もいるが、その場合フォーマルな言い方となる。

このように厳密には、両者の違いがありますが、
我々が通常使う場合は「should」を使っておけばいいのではないかと思います。

■次に「should」と「had better」の違いです。

この違いは結構簡単です。
まず「should」は「〜すべき」、「had better」は「〜したほうがよい」と教わったと思いますが、
実はニュアンス的には全く逆なのです。

「should」は「〜すべき」という訳から、やや強い言い方のように思われますが、
実は助言的なニュアンスが多く、それほど強くはないのです。
例えば、次の英語を見てください。

 You shouldn't do it like that.

これは日本語に訳すと「そういうことをすべきではありません。」となり、
ややキツイ言い方に思われそうですが、実際は「そうじゃないよ」とか
「そうしないほうがいいなぁ」といったやや柔らかい感じになります。

例えば、初めて日本に来た外国人の友達が靴を履いたまま部屋に入ろうとしたときに、
「You shouldn't do it like that.」といってもキツイ言い方ではありません。

さて、次に「had better」ですが、これは逆に強い言い方になり、
特に二人称(you)の場合は警告を表す場合があります。
英語の例文です。

 You'd better do it.
 (そうした方がいいよ。)

この文は一見やさしい言い方に見えますが、
その裏には「そうしないと、とんでもないことになるよ。」というニュアンスが隠されています。
よく言われるのは、緊急事態(ugency)や要求事項(in demands)の場合に使われるということです。

また過去の話をする場合や一般的なコメントをする場合は、
「had better」ではなく「should」「ought to」を使うそうです。


■義務/忠告/助言を表す助動詞の強弱関係

最後に、義務・忠告・助言を表す助動詞の強弱関係をまとめてみました。
今回紹介した「should/ought to/had better」に「can/need/have to/must」などを
加えて比較すると(無理やり感もありますが。。)、
強弱関係は以下のようになるのでははないかと思います。

 can -> should -> ought to -> had better? -> need -> have to/must

任意 can
推奨 should/ought to/had better
必須 need/have to/must


※一部助動詞でないのもあります。


以上、長文となってしまいましたが、
まとめることによって英語の奥深さを改めて実感しました。




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posted by 英語ハナシタイ at 11:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 単語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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