表題の2つの日本語ですが、
両者とも「familiar」という英語で表現できます。
まず前者の「〜になじみのある」ですが、
これは「be familiar to」を使います。
英語の例文です。
That story is familiar to me.
(その話は私にとってなじみがあります。)
これは以下のような構文なります。
A is familiar to B.
(AはBにとってなじみがある)
主語のAには物や事がきます。
逆に人が主語になるのが、次に紹介する「be familiar with」です。
「〜に精通している」「よく知っている」という意味になります。
次の英語をみてください。
She is familiar with Japanese history.
(彼女は日本の歴史に精通しています。)
これは以下のような構文なります。
A is familiar with B.
(AはBに精通している)
先ほど言ったように主語のAには人がきます。
さて「familiar」を使った2つの表現を紹介しましたが、
しばしば、これらは言い換えが可能です。
例えば次の英語です。
I am quite familiar with this machine.
(私はこの機械をよく知っています。)
これは次のように言い換えられます。
This machine is quite familiar to me.
(同上)
「be familiar to」はなんとなく受動態のイメージに似てますね。
「知っている」は「know」を使ってしまいがちですが、
この「familiar」も使ってみてください。