今回は「念のため」を英語にしてみます。
まず英語にする前に日本語での「念のため」の使い方を考えてみます。
日本語の「念のため」を使うケースは以下が考えられます。
@確認のため(特に再確認)
A万が一のため
B忘れないようにするため
これをそれぞれ英語にしてみましょう。
@確認のため
これは「just to make sure」を使います。
I asked him about that again just to make sure.
(念のため、もう一度彼にそれをたずねた。)
わかっているけど、一応再確認のためにもう一度たずねたという感じです。
A万が一のため
これは「just in case」を使います。
I bought a city map just in case.
(念のため、市内の地図を買った。)
この文章の場合、「もし迷ったときのために」という意味合いがあります。
B忘れないようにするため
これは「念のため」と訳していいかは微妙ですが、
「as a reminder」を使います。
I took notes as a reminder.
(念のため、メモをとった。)
これは「忘れないように」という意味が含まれています。
以上のように日本語を英語にする場合、
日本語のニュアンスをよく考えてから英語訳してみましょう。
それすれば、どんな英語を使えばいいかわかってくると思います。