英語で「感動する」は、以下3つの表現がよく使われます。
be impressed
be touched
be moved
どれも使い方はほぼ同じです。
ちなみに一番最初の「impressed」は、
「印象付ける」「感銘を与える」という英語「impress」の受動態です。
(形容詞化しているとも言えるかもしれません。)
「touched」は「touch」の形容詞化したものです。
「触れられた」-> 「心に触れた」という感じでしょうか。
「moved」も「動かされた」->「心を動かされた」からきてるものと思われます。
それでは英語の例文です。
I was very impressed by the final of the FIFA World Cup.
(ワールドカップ決勝戦にとても感動しました。)
I was touched by the movie.
(その映画に感動しました。)
I was moved by his speech.
(彼の演説に感動しました。)
それぞれの動詞の後にくる前置詞は「by」の代りに「with」を使うこともできます。
I was touched with the movie.
以上3つの表現がありますが、
私は「impressed」をよく使います。
「touched」は日本語で「琴線に触れる」という言葉があるように、
少し大げさな感じがするので、あまり使いません。
(実際はそんな大げさでもないかもしれませんが。)
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2014/12/15 追記
NHKの「ニュースで英会話」によると、
「impressed」は「わぉ!!」のような感動で、
「moved」は「じ〜ん」とするような感動らしいです。